植物が環境に適応するために進化したことが理解できる。身近な植物として、園芸植物が多く選ばれている。本書の題名に使われているスイカもそうだ。著者は農学博士だが、読者に伝える文章は分りやすい。2017年に上梓された本書が、2021年にも内容を変える必要がなく文庫化されたのも、人間の年月の尺度では計り知れない植物の進化の賜物だろう。