じれったいほどキュンキュン

この作品に関しては伯王その他の男性キャラの背景が曖昧で説得力の点で弱い、というレビューを何点か見ましたが、「別冊 花とゆめ」平成20年4月号に掲載された第14話を読むと伯王に関してやや納得できる部分が出てくるかと思います。 第3巻最後の第12話(別花2月号)で良の祖父母達の『神澤』の名が気がかりとの台詞があるのですが、第14話で伯王がBクラスを目指すきっかけとなった向坂遥巳(さきさかはるみ)が講師として登場、伯王の「過去」や「自分の実力で勝負したい」との言葉の意味に触れています。 個人的に読んでいて楽しいなーという部分は第13話の、伯王愛用の万年筆が割れて、良がいつものお返しにプレゼントしようと店まで足を運んだら「-えぇ!? 万年筆ってこんなに高いの!?」と驚愕、伯王に内緒で喫茶店でアルバイトの部分がまずありますね。 結局バイトは無事終了、内緒にしていた万年筆を贈られた伯王が 「…ありがとう -お前の気持ち 大切にする」 と照れたように、でもとても素直に喜ぶ処がかなり私的には気に入ってます。 帯の「じれったいほどキュンキュンきます」という文句にどこかしっくりくるんですよね。 「別冊 花とゆめ」平成20年3~6月号掲載分までを採録しています。