短編の名手

大切な人を失った主人公を中心に描く短編7作。伊集院氏自身、弟や最初の細君を失っているだけに、こうした作品は心がこもっている。加えて、この人は本当に野球が好きなんだな、と。いずれも初期の作品だが、できれば「親方と神様」を入れて欲しかった。