実際には、総統と書いて「ラオパン」と読むわけではないが、
日本の政治家秘書が自分が仕える政治家を、愛をこめて「おやじ」と
呼ぶようなニュアンスで、台湾では老闆(ラオパン)と呼ぶ。
この本は、去る7月30日に97歳で亡くなった台湾元総統・李登輝氏の
唯一の日本人秘書が見た、偉大なる「ラオパン」の
2012年からその最期までの8年間の記録である。
はじめに わたしが台湾総統の秘書になるまで
●私の運命を変えたおばあちゃん●鴨がネギを背負ってやってきた ほか
1 側近の私だけが知っている素顔の総統
●総統が一番好きな時代劇は?●台湾があれば、そこに希望が生まれる●日本の若者と話したいんだ●「若者は国の宝」という揺るぎない想い ほか
2 光る政治手腕と人間力
●権力基盤を持たないがゆえの「深謀遠慮」●「カネでみんなに辞めてもらった」●中国人の考え方を学んだ場所●自由や民主主義は、天から与えられたものではない ほか
3 李登輝総統の背骨は日本にある
●東日本大震災をきっかけに日本が変わった●なぜ、娘たちに日本語を学ばせなかったのか●日本の教養をまとった李登輝夫人の素顔●年々減り続ける「日本語族」 ほか
4 日本と台湾、東アジアの未来
●私は理想的な「日本人」として作り上げられた●日本人は本当の中国人を知らなくてはいけない●李登輝は台湾独立を明言していない●李登輝が忘れられない「あの日」 ほか
おわりに アジアの哲人を見続けた8年間と、これから
(巻末)李登輝年表
*内容は予告なく変更になることがあります。


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