必殺仕事人風の展開

『毒を啖うて死なば本望』―将軍家毒味役を務める御膳奉行・矢背蔵人介、またの名を「鬼役」。蔵人介には、もう一つ「暗殺者」という隠れた顔があった。豊富な脇役たちを取り揃え、蔵人介の田宮流居合術の「剣」が巨悪を裁く壮大なシリーズ第27弾。 * 将軍家毒味役を務める矢背家から、用人の串部六郎太が姿を消し、当主の矢背蔵人介の前には町方が現れた。串部に辻斬りの疑いがかかっているのだという。脛斬りを得意とする串部にとって次々に悪い材料ばかり見つかるが、それでも串部を信じる蔵人介。はたして衝撃の真相とは。。。オムニバス風の短編集3話。 * 「恨みはらします!」必殺仕事人風の展開で面白く、短編集なので間延びしないで読み進められるのがいいですね。いつものように、蔵人介の田宮流抜刀術、用人・串部六郎太の柳剛流脛斬りが爆発です。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:坂岡 真(サカオカ シン) ・略歴:1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く。その作品の質の高さには定評があり、「鬼役」シリーズは驚異の7ヶ月連続刊行で話題となる。 ・発行:光文社 ・発売:2019年8月 ・ページ数:301p ■これまでに購読した坂岡真作品 ・「鬼役」…第26巻まで(本書) ・「鬼役外伝」…2016年3月(初版) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%