漫画である以上、絵をもっと

第四巻です。本品を検索したり目を留めたりするのは、物語に引き込まれて続きを読みたい人ばかりでしょう。 話は破綻なくどんどん進み、それは物語設定の複雑さを増す方向に流れてゆきます。 ただしそれを描写するのにネーム以上の役割を担うはずの絵はどうでしょうか。前巻までと比べて精密さが失われ、大いに劣化しているという印象をぬぐえません。まるで時間がないときにとりあえず描いてみました的なデッサンの狂いと線のぶれ。 愛読者としては第五巻に続く物語に期待を寄せたいところですが、このまま絵が劣化し続けるならば、発刊を待つ価値があるのかどうか疑問を感じるところです。