小説の諸相という表題は、さすがです。ストーリー、登場人物、プロット、そして幻想と予言を閑話休題的にハサミ、パターンとリズムで締めくくっている。ブルムズベリの一派らしく意識の流れの御開帳はなかった。なかなか、小説論としては面白かった。訳がこなれていて読みやすかった。