・講談社文庫のビニール密封は開封が非常に困難。開封時に中身の本、特にカバーや帯を破きかねず、迷惑至極。即刻やめるべき! どうして必要だというならば、せめて中身対してビニールに余裕を持たせる、開封口を設けるなど、開封しやすくすべき! この点は-5つ星! ・このシリーズは「完結」してみないと、感想を述べにくい。「聖王候補」たちが、誰も天下を取れず、中華が安定して統一するのははるか先の唐代までかかることは、中国史年表を見れば明らか。・なじみのない時代、人物が主役な割に、ストレスを感じさせぬ文章はお見事。 ・今作の苻堅、前作の石勒は、無理に中華統一しないほうが良かったのでは? 治められる範囲にとどめておけば、王朝も長続きしたのでは? ・前作は一角が「石勒一家の一員」だったが、今作は翠鱗が苻堅以外の人間とあまりかかわらず、霊獣たちの関係に重きが置かれた感じがする。前作を読んでからだいぶ間が空いたが、前作の内容をうまく思い出せた構成もさすがである。