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最高画質で蘇る!特典映像満載! 全てはここから始まった。 映画始めから、船が次々と沈没させられ、被害が増え始める細かいリアルな 描写が非常に重要。 河内桃子は、高名な学者令嬢、清楚なお嬢様であるだけでなく、 芹沢博士の研究の秘密を明かしてしまう=芹沢を死に追い込むきっかけを 作ってしまったという後悔の念と、それでも多くの人命が失われ、小さい子ら が目の前で泣き叫ぶ惨状を、黙って見ていることはできない真っ直ぐな心を 率直に好演。 そして、志村喬は、山根博士を、水爆の洗礼をもっても生き残る生命力、 自分が恐竜の生き残りを殺すきっかけとなってしまった憤りと、 芹沢博士に対して同じ科学者として同情する複雑な心境を静かに的確に 演じている。 日本沈没を発見してしまった田所博士を思い起こさせる。 国会での議員たちの論争に嫌気を差す学者の一面も見せている。 芹沢博士を演じる平田明彦も、山根博士の養子になるはずだったが、 戦争で顔に傷を負ってしまった負い目と、最終兵器を生み出してしまった 人間関係とか、新吉が大戸島から上京してきて、学校のこととか。 ゴジラを見て「チキショーチキショー」を連呼する新吉。 被害者たちも細かく真正面から描いている本多監督の真摯な演出が重要。 ゴジラが尻尾を跳ね上げて海中に没する場面が上手い。 意外と特撮シーンが少なかったり、東京上陸シーンも結構つながりが弱かったり、 カットに無駄が無いともいえる ゴジラに襲われる恐怖が描かれている。 ゴジラの直接的な破壊だけでなく、その後の火災で東京一帯が全焼してしまう 廃墟と化した帝都東京。 ゴジラは水爆実験で住処を追われ、島に上がり、東京を歩き回る。 「度重なる水爆実験」それから60年。今だに核も核実験も無くなっていない。 最後の一匹とは思えない。」とはオキシジェンデストロイヤーのような兵器も 水爆もまた一つではない。 ラスト、芹沢の心境を想い、泣ける。