現在の日本社会が抱える諸問題、特に教育環境をめぐるひずみは、何十年も前に既に米国内では顕在化していたようです。この本に書かれているハンナ・アーレントの指摘はことごとく的中していて恐ろしいほど、というのが、この書を推薦してくれた京大の先生の弁です。ここまで予測できていて、なぜ日本はアメリカという悪しき先達の教訓を生かせないのかと頭が痛くなります。