数ある清張の作品の中では、マイナーな作品。好色な男どもに狙われる離婚したばかりの美人が、結局元の鞘に収まる話と言ってしまえば元も子もないが、女性の社会進出について描いており、当時としては先見性があったのではないか。一気に読めて久々に面白かった。