コロナ禍で最愛な人が死にゆくことの悲しみ

たまたま入った書店でこの本を手に取り購入して読み、とても感動しました。周りにいる同じような状況に立たされている友人や職場の人に読んで欲しくて、こちらで購入させていただきました。ひょうきんアナウンサー出身の山村美智子さん?著者名は山村美智さん、同世代です。ご主人は、夜のヒットスタジオやドリフの大爆笑などの、多くの有名作品を手がけられたフジテレビの元名物プロデューサーの宅間秋史さんだそうですが、知りませんでした。山村さんと宅間さんとの結婚生活は36年半、そのご主人とのステキな出会いから、ご主人が食道癌の診断を受けてから死に至るまでの山村さんの介護などの壮絶な記憶と記録、思い出をたどった本となります。あいにくのコロナ禍で病院の面会制限もあり、現世で同じような苦しみを持つ人はたくさんおられると思います。お互いが一人っ子で、お子様がいない山村さんは、一人で懸命に夫を支え続けました。そのときの思いや感情が、ご主人との楽しい思い出話を織り込みながらもとても素直に表現されています。コロナ禍で、病いと戦っている大切なご家族を支えておられる多くの方に読んで欲しい本です。おすすめです。