星野道夫さんの作品が好きで、エッセー等で紹介されていたこの作品にも興味を持っていました。日本語で読めるので購入してみました。壮大な北極圏の自然とそこに生きる動植物の営みが簡潔な文章で、まるで詩のように美しく語られています。しかし、北極圏の自然体系はもろく、ほんの少しのダメージでさえ回復するのに膨大な時間を必要とし、もしくは回復すらできないほどです。人間が資源を必要とするのは仕方ないことかもしれないが、それでも今一度足を止めてよく考えなければ、いよいよ地球はダメになるのだと痛感します。