一九九一年、ソ連からの独立を宣言したウクライナは国の命運をかけて、未知の市場経済へと手探りで漕ぎ出した。自国通貨創造の現場に身を置いた日本人エコノミストによる、ゼロからの国づくりの記録。二〇一四年マイダン革命、二〇二二年ウクライナ戦争への追記「誰にウクライナが救えるか(正・続)」を併せ収録。(解説=佐藤優)
岩波現代文庫版へのまえがき
はじめに
序章 ウクライナとの出会い
第1章 国民経済創造へーーゼロからの国づくり
第2章 金融のない世界
第3章 激しいインフレ下の生活風景
第4章 東へ西へ ウクライナ地方周遊
第5章 経済の安定化を目指してーーウクライナの悩みと楽観
第6章 国民通貨確立への道
第7章 石油は穀物より強し
終章 ドンバスの変心とガリツィアの不安
後 記
追記1 誰にウクライナが救えるかーー友ユシチェンコへの手紙
追記2 続・誰にウクライナが救えるかーー最悪の戦争の暁に
解説二〇二二年の戦争を理解するために ……… 佐藤優
ウクライナ略年表


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