株主還元策の検証部分は面白い。

【ネガティブな箇所】 哲学調で書いている箇所が多く、著者独自の定義が多い。 そのため、この厄介な箇所はイメージで捉えなければならず、 そもそもこの定義が市場に対して有効なものなのか、定義として正しいと言えるのか、不安になる。 この厄介な箇所には、これまたよく分からない図解があるが、読む場合は気にしない方が良い。 気にすると余計に分からなくなる。 【ポジティブな箇所】 全体的に、ボラティリティと株主価値の比較に重きを置いており、この点は良いという程でもないが、悪いものでもなかった。 外国人投資家やファンドも株主優待に賛同できるという主張と理由は、良いものだった。 自社の株主に対して、どの方法が最も効果的なのか、株価への効果の高いものを検証している点は、良かった。たとえば、株主配当、株主優待、自社株買い、など。