資金管理法や相場が急変動しボラティリティが高まった時の対処法がメインです。 著者も、資金管理法について書いている本が少ない点を気にかけていたようです。 実際そのとおり数少ない参考書籍となりました。 私は投資心理学も好きですが、 投資心理学ではなく、具体的な心得を書いてあるので、 よりトレード姿勢を明確にでき正しく対処できると思います。 コスパの良さからも星5つ。
モノ言う株主であるとかアクティビストとされるファンドへの興味から購入。 ガバナンスウォッシュ、スチュワードシップコードあたりも面白かった。 常勤取締役と社外取締役の役割の違いや、モノ言う株主がどのように対話したいと考えているのか、責任をどう求めているのかという話もとても参考になった。 少数株主への配慮は、今後、証券取引所が指導していく傾向にありそうだと思え、 また指導があれば各企業も考えていく流れは今後ありそうだと思えたから参考になった。 株主配当や株主優待についても、モノ言う株主目線ではどのように映っているか参考になる部分があった。 しかし、最後の雇用の流動化は、マクロ経済環境にほぼほぼ左右されるから言い過ぎだと思う。 そもそも物価の安定がなく長く不景気が続いたのだから、 雇用の安定が達成された後、自由に雇用の流動性がありより良い雇用を求めて動けるなら理解できる。 1990年~2012年までの日本経済は特に厳しかった。 現実にある前提をもう少し考慮いただいて主張いただきたいと思った。
ベーシックインカムを入門レベルで勉強するには参考になる。 井上智洋さんは、「AI時代の新・ベーシックインカム論 (光文社新書)」も著わしている。 本書は、政府紙幣、財政ファイナンス、信用創造の説明は、理解を促してくれた。 結局、金融緩和政策と財政支出のポリシーミックスで不況からの脱出を行えば良いと改めて思えた。 財政赤字を増税で返済する必要のないことも教えてくれる点は、日本のマクロ経済政策に貢献している。 信用創造廃止論は、どのように具体的には実行するのか示されていないため、説得力に欠ける。 金融政策をコントロールできれば、不況脱出の有効手段の1つであるにも関わらず、信用創造ごと廃止を唱えている。 ベーシックインカムを実現するために信用創造を廃止しても、企業への融資そのものが無くなってしまう。 金融機関の融資の役割について念頭になかったものと思われるので、金融機関の融資についての本を別途お求めになることを推奨します。
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順張りスイングトレードの極意
資金管理法や相場が急変動しボラティリティが高まった時の対処法がメインです。 著者も、資金管理法について書いている本が少ない点を気にかけていたようです。 実際そのとおり数少ない参考書籍となりました。 私は投資心理学も好きですが、 投資心理学ではなく、具体的な心得を書いてあるので、 よりトレード姿勢を明確にでき正しく対処できると思います。 コスパの良さからも星5つ。
「モノ言う株主」の株式市場原論
モノ言う株主であるとかアクティビストとされるファンドへの興味から購入。 ガバナンスウォッシュ、スチュワードシップコードあたりも面白かった。 常勤取締役と社外取締役の役割の違いや、モノ言う株主がどのように対話したいと考えているのか、責任をどう求めているのかという話もとても参考になった。 少数株主への配慮は、今後、証券取引所が指導していく傾向にありそうだと思え、 また指導があれば各企業も考えていく流れは今後ありそうだと思えたから参考になった。 株主配当や株主優待についても、モノ言う株主目線ではどのように映っているか参考になる部分があった。 しかし、最後の雇用の流動化は、マクロ経済環境にほぼほぼ左右されるから言い過ぎだと思う。 そもそも物価の安定がなく長く不景気が続いたのだから、 雇用の安定が達成された後、自由に雇用の流動性がありより良い雇用を求めて動けるなら理解できる。 1990年~2012年までの日本経済は特に厳しかった。 現実にある前提をもう少し考慮いただいて主張いただきたいと思った。
ヘリコプターマネー
ベーシックインカムを入門レベルで勉強するには参考になる。 井上智洋さんは、「AI時代の新・ベーシックインカム論 (光文社新書)」も著わしている。 本書は、政府紙幣、財政ファイナンス、信用創造の説明は、理解を促してくれた。 結局、金融緩和政策と財政支出のポリシーミックスで不況からの脱出を行えば良いと改めて思えた。 財政赤字を増税で返済する必要のないことも教えてくれる点は、日本のマクロ経済政策に貢献している。 信用創造廃止論は、どのように具体的には実行するのか示されていないため、説得力に欠ける。 金融政策をコントロールできれば、不況脱出の有効手段の1つであるにも関わらず、信用創造ごと廃止を唱えている。 ベーシックインカムを実現するために信用創造を廃止しても、企業への融資そのものが無くなってしまう。 金融機関の融資の役割について念頭になかったものと思われるので、金融機関の融資についての本を別途お求めになることを推奨します。