以前、放送大学にて高橋和夫先生の講座を受講し、大変感銘を受けましたので購入してみました。 先生の講座を受講したのは社会に出て数年経ったときでしたが、自分が如何に「世界」についての知識、教養が無いのかと痛感しました。 このテキストは平易な文章で書かれていて非常に読みやすいです。 高校生なら十分に、歴史や文化、政治に興味のある子なら中学生でも理解できる内容と思いました。 主に「宗教」と「領土問題」について書かれています。 私も含め日本人の多くは「宗教」と聞くと身構えてしまうのですが、これは「教養」の範囲だと思います。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教文化圏では、「宗教」は文化であり彼らの行動規範でもありますから、彼らを理解しようとするとき、必ずその知識が必要となります。 難しく考えなくても、海外の映画や小説など彼らの文化に触れるときに、「宗教」の知識があればより一層深く楽しむことができると思います。 この本はもちろん、先生の他の著作もお薦めいたします。