フレディ・マーキュリ解体新書を読んで ロック界を生き抜いたフレディ・マーキュリーが貫いた壮絶な人生、というものが、伝わる本でした。人物像だけでなく、フレデイの歌や歌声がしんしんと伝わってくるような内容です。 本の文章を読んでいるはずなのに、フレデイの歌声を聴いているかのような不思議な感覚になりました。 つまり、フレデイっぽい感じがする文章です。 これは解説文というのでしょうが、がちがちな感じがしなくて「メイド・イン・ヘブン」の曲の説明や描写では、琴線に触れてきて感激しました。 私は音楽活動していた兄の影響で、中学時代からクイーンのファンでした。普通のロックとは違う初めて聴くようなリズム感の曲の数々に夢中になりました。映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観て、中学時代の感覚が再来してきた感じ。 この本は、その感じをうまくとらえて読者を引きずり込んでいきます。 実用書とか話題書とか言って、次々と消費され、一回読むと、ぽいと捨てられる本、ちょっと時間画が経つとデータが古くなって用済みになる本がとても多いような気がする中で、 「フレディ・ーマーキュリー解体新書」は何度も、何度も読み直してくなる本です。