スウェーデンの地理案内
スウェーデンのスコーネ地方(デンマークと海峡を隔てた南部地方)の農民の子、ニルスはトムテ(スウェーデンの伝説上の小人)にいたずらをしたため、罰として自分も小人にされてしまう。そして、ニルスのガチョウに乗ったスウェーデン縦断の旅が始まる、という童話の形式を採ったスウェーデンの地理・歴史案内の書である。そのため、純粋な童話とはいいがたいので、やや退屈なところがあるが、スウェーデン各地の伝承や民話なども紹介されており、非常に興味深く読める。本書第2巻の段階では、まだ南部地方をうろうろしており、首都のストックホルムにも着いていない段階なので、いったいどこを飛んでいるのか、わからない読者も多いと思う。巻頭にスウェーデン全図が掲載されているが、一巻ごとに詳しい地図が欲しいところである。原書と同じ挿絵入り。
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