この本は大型の絵本とこの岩波の本があるが、挿絵も文章も内容は全く同じ。岩波の本は小型とはいえ十分絵本として通用する大きさ。約半額なのでお得感あり。
明治期に編纂された国語辞典を当時の「携帯版」サイズのまま復刻したとのことだが、文字が小さい上に活字が潰れており、かなり読みにくい。原典を写真コピーしただけなのだろうか? 内容は同じままで新規に活字を組んでもらいたかった。資料・趣味レベルの本で「実用」的とは言いがたい。
休養のために3連泊しました。とても静かな宿です。施設は老朽化が感じられますが、洗面・トイレ付き八畳和室の部屋で快適に滞在できました。テレビは地上波・BSはもちろん、tvkやTokyoMXまで入ります。コンビニはやや遠いですが、街自体がこじんまりしているので、散策がてら必要なものはたいてい現地調達できます(物価は安いです)。唯一の不安は部屋に鍵がかからないこと。宿の方を信用していないわけではないのですが、他の客が間違って入ってくる可能性を排除できません。南京錠レベルでかまわないので、鍵をつけてほしいです。
筆者によると、「法学入門のための入門書」とのことですが、法学入門の他の本の方がよほど易しい、かなり高度な内容の本です。学問としての「法社会学」の形成過程を論述したものといった方が良いのでは、と思います。法学はもちろん、文化人類学、社会学、政治学の基礎知識も必要です。ただ、1967年に執筆された本なので、他の人文社会科学分野への過度の期待が見られます。また、「法」の解釈・執行機関として「裁判所」のみが想定されており、行政機関による紛争の事前予防としての「政策論」の視点が完全に欠落しています。その意味では行政法軽視の片手落ちの感は否めません。
本書は3分冊の1冊目であるが、作者本人を述べるように本書は「マキャベリは何を見たか」が描かれる。具体的には、メディチ家の台頭、「イル・マニフィーコ」ロレンツォの支配、ロレンツォの死とメディチ家のフィレンツィ追放、サヴォナローラの神権政治とその崩壊である。ここではフィレンツェ史が中心であり、マキャベリは脇役(傍観者)である。この1冊はフィレンツェ史概要としても楽しめる本である。 なお、佐藤優氏の解説は蛇足だと思う。
江戸川乱歩の短編集である。中学時代に友人から「心理試験」が面白いと言われて借りて読んだが、今、「芋虫」が「キャタピラー」として映画化されたので、自分で購入した(ただし、「芋虫」はこの短編集で私が一番嫌いな、おぞましい物語であった)。「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」の9編を収録。ところで、手元に届いた本は古本のような日焼けした本だったが、これは如何に・・・。
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ひとまねこざるときいろいぼうし
この本は大型の絵本とこの岩波の本があるが、挿絵も文章も内容は全く同じ。岩波の本は小型とはいえ十分絵本として通用する大きさ。約半額なのでお得感あり。
言海
明治期に編纂された国語辞典を当時の「携帯版」サイズのまま復刻したとのことだが、文字が小さい上に活字が潰れており、かなり読みにくい。原典を写真コピーしただけなのだろうか? 内容は同じままで新規に活字を組んでもらいたかった。資料・趣味レベルの本で「実用」的とは言いがたい。
ホテル丹頂館
休養のために3連泊しました。とても静かな宿です。施設は老朽化が感じられますが、洗面・トイレ付き八畳和室の部屋で快適に滞在できました。テレビは地上波・BSはもちろん、tvkやTokyoMXまで入ります。コンビニはやや遠いですが、街自体がこじんまりしているので、散策がてら必要なものはたいてい現地調達できます(物価は安いです)。唯一の不安は部屋に鍵がかからないこと。宿の方を信用していないわけではないのですが、他の客が間違って入ってくる可能性を排除できません。南京錠レベルでかまわないので、鍵をつけてほしいです。
法と社会
筆者によると、「法学入門のための入門書」とのことですが、法学入門の他の本の方がよほど易しい、かなり高度な内容の本です。学問としての「法社会学」の形成過程を論述したものといった方が良いのでは、と思います。法学はもちろん、文化人類学、社会学、政治学の基礎知識も必要です。ただ、1967年に執筆された本なので、他の人文社会科学分野への過度の期待が見られます。また、「法」の解釈・執行機関として「裁判所」のみが想定されており、行政機関による紛争の事前予防としての「政策論」の視点が完全に欠落しています。その意味では行政法軽視の片手落ちの感は否めません。
わが友マキアヴェッリ 1
本書は3分冊の1冊目であるが、作者本人を述べるように本書は「マキャベリは何を見たか」が描かれる。具体的には、メディチ家の台頭、「イル・マニフィーコ」ロレンツォの支配、ロレンツォの死とメディチ家のフィレンツィ追放、サヴォナローラの神権政治とその崩壊である。ここではフィレンツェ史が中心であり、マキャベリは脇役(傍観者)である。この1冊はフィレンツェ史概要としても楽しめる本である。 なお、佐藤優氏の解説は蛇足だと思う。
江戸川乱歩傑作選
江戸川乱歩の短編集である。中学時代に友人から「心理試験」が面白いと言われて借りて読んだが、今、「芋虫」が「キャタピラー」として映画化されたので、自分で購入した(ただし、「芋虫」はこの短編集で私が一番嫌いな、おぞましい物語であった)。「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」の9編を収録。ところで、手元に届いた本は古本のような日焼けした本だったが、これは如何に・・・。