シド・バレット色強い作品。

シド・バレットのソロ作品は3作ほど残されていますが、それらを聴くとやはりこのピンク・フロイドのファーストアルバムは如何に彼の影響が強かったかがわかる盤。 後にプログレ全盛時代になり、バンドの実権を握るウォーターズ時代の「狂気」や「ウォール」しか聴いたことのない方々がこのサウンドを聴くとそのサイケデリックさとアヴァンギャルド色の強さに違和感を覚えるやもしれませんが、ある意味不安感を掻き立てるサウンドでありながらもキャッチーな楽曲群は聞き手をどんどんとその世界観に浸らせること必至。(不安定ともとれるサウンドはシドの共感覚が起因しているという考察もありますが、諸説あるかとは思います。) アルバムの全体像からすると、1曲の演奏時間が短め、コンセプトアルバムでないことから、プログレというよりはサイケデリック・ロックと称した方がいいかと思いますが、今もなおロック史に残る名作であることは間違いない1枚!!! 尚、蛇足ではありますがピンクフロイドのリマスターは2011年にやっとこさ行われたが最後で、この盤も紙ジャケである装丁面以外の音源は2011年時のモノ。 購入の際、その点はお気を付けくださいませ。 曲目リスト ディスク:1 1. 天の支配 2. ルーシファー・サム 3. マチルダ・マザー 4. フレイミング 5. パウ・R・トック・H 6. 神経衰弱 7. 星空のドライヴ 8. 地の精 9. 第24章 10. 黒と緑のかかし 11. バイク