一家に一冊

四季折々の童謡、節分や端午の節句などの年中行事、季節の果物や野菜、数々の草花や秋の虫たちなどなど。 とにかく多種多様な事柄がオールカラーで掲載されています。 日本の「四季」というものの豊かさが手に取るようにわかります。 しかしその一方で、現代の私たちの生活の中から「季節感」というものが欠落してしまっていることを思い知り、愕然とさせられます。 都会っ子の姪っ子と甥っ子がうちに遊びに来た時に興味を持って見てくれれば、と思って購入しましたが、大人の鑑賞にも充分に耐え得る良書です。 ハロウィンなどの新興のイベントに浮かれるのも楽しいひと時ですが、静かな心で新年を迎えるとか、野辺の草花に季節の移ろいを感じるとか、そんな時間も大切にしたいものですね。