素直さ

瀬戸内寂聴さんの秘書だった瀬尾まなほさんが、最後の思い出を綴った。決して文章が上手い訳ではないが、心に響くのは彼女の素直さ。それが寂聴さんと暮らすうち、更に進化したのだろう。今後もエッセイストとして生きるかは本人次第だが、平坦な道ではあるまい。にしても活字離れ、出版不況の中、寂聴さんの死後、すぐ出版した東京新聞の商魂は逞しい。横尾忠則氏のあとがきは不要だろう。無い方がいい。寂聴さんと親しかったから? 横からタダ乗り。