超大作音楽映画
現在も活動している群馬交響楽団の創成期を描いた作品。独立プロの低予算で作られたであろう地味な作品ながら、150分(当初はこれよりも更に10~20分近く長かったという)もある超大作である。演じる役者も、岸惠子、岡田英次、小林桂樹は言わずもがな、現在から見ると超豪華俳優陣共演である。加東大介、東野英治郎、沢村貞子、三井弘次、十朱久雄、千石規子、中村是好、伊沢一郎、原保美等既にベテランだった新劇人から、まだ若き草笛光子、奈良岡朋子、極めつけは髪の毛ふさふさの大滝秀治(晩年の姿しか知らない自分には別人である)。特別出演で山田耕筰が結構出ているのは、この映画の価値を高める貴重な記録映像だろう。音楽も團伊玖磨と凄い。脚本・水木洋子、監督・今井正の安定した仕事ぶりである。
他のユーザのコメント