ラノベ色の強いミステリー

好きな作家だけど、これはハズレかな。 基本的にトリック物は、トリックに合わせて物語をはめていくものだが、力づくではめこんだ強引さが目立ちすぎている。トリックと物語が噛み合っていないわけ。つまりリアリティがない。 それとミステリーにおいてセレブの人達がよく出てくるが、これは個人的に反則だと考えていて、なぜなら権力とカネの力に物を言わせれば、たいていのことは可能になってしまうからだ。作者の手抜きでしかないと思う。 この小説も学生でありながら、権力とカネをふんだんに使って解決している。なにも工夫がないわけ。 というわけで、もしもシリーズ化されても、次も買うかどうか微妙。