政治家に読ませたい本

日本に於けるトルコ系クルド人問題について詳細に知りたかったため本書を手に取りました。本書では、埼玉県川口市で起きているクルド人が起こしている騒擾問題を中心に、日本に於ける外国人難民・移民についての最近の現状を詳らかにしています。川口市に於けるクルド人労働者たちは、トルコと日本の間で結ばれている協定によりビザなしで日本に入国できるため、航空機代のみで来日し、難民認定を受けずに不法滞在の状態で日本人が嫌がる3K(きつい・汚い・危険)の労働をしている人が大半を占めるようです。不法滞在者の立場の間に子供を作り、日本国からの扶助を受けているクルド人子弟もいるとのことです。ドイツに入国した難民が大勢、生活扶助を受けている問題(「ドイツの失敗に学べ」川口マーン恵美著より)を避けるためにも、少なくとも「政治難民」「不法滞在者」「正規の外国人労働者」をきちんと区別して考えないと日本の明日は今日のドイツの様になってしまうかもしれません。