政党は本来、社会の部分を代表しつつ、公益を追求する役割も担う。その分かりづらさから、政党は常に批判されてきたが、今日疑念はさらに強まっている。政党はもはや民主主義に不要なのか。本書は、利益配分政治が終焉を迎えた現在の日本に焦点を合わせ、この問いを改めて考える。
序 章 民主主義と政党
第1章 政党政治の起源
1 政党の存在意義
2 政党の歴史的起源
第2章 政党政治の発展
1 初期の政党政治
2 二〇世紀型政党政治の確立
3 政党政治と代議制民主主義の隘路
第3章 政党政治を理解するための視点
1 政党政治の形成要因
2 制度の効果
第4章 戦前日本の政党政治
1 歴史的起源
2 政党間競争の時代
第5章 戦後日本の政党政治
1 戦後政党政治の制度的条件
2 五五年体制
3 利益配分政治の完成と行き詰まり
第6章 現代日本の政党政治
1 制度的条件の変革
2 政治改革の帰結
終 章 政党政治の再生は可能か
1 政党政治の現状
2 今後の政党政治
主要参考文献
あとがき
人名・事項索引


他のユーザのコメント