独立を守るために戦う元シンディックの面々
2008年から読み始めた本シリーズ。主人公のジョン・ギアリーは100年前の初戦の艦隊戦で艦を失い、救命ポッドで冬眠状態で宇宙を彷徨い、100年経ってから奇跡的に救出され、壊滅的ダメージを受けた自国アライアンスの大艦隊の指揮を執り、敵国シンディックを打ち破る。また異星種族との人類の存続を賭けた闘いも繰り広げられる。
本シリーズはガチガチのスペースオペラで、その醍醐味は数百の宇宙戦闘艦による大規模艦隊戦。昔読んだ田中芳樹の「銀河英雄伝説」に似た雰囲気があります。人間ドラマは基本的にシンプルです。
本書はその外伝で、恐怖政治を敷くシンディックから解放され、完全な独立を果たしたミッドウェイ星系の元シンディックの大統領グウェン・イケニや陸上軍将軍アルトゥル・ドレイコンらの自星系を守る活躍が描かれています。
自星系の平和を脅かすウリンディ星系を支配するシンディックとの艦隊戦や地上戦が繰り広げられ、満点のド迫力。
10月に本筋の第11巻が発刊されるので、楽しみにしています。
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◎本書の基本情報
・筆者:ジャック・キャンベル [Campbell,Jack]
・略歴:1974年、カンザス州の高校を卒業後、アメリカ海軍兵学校に入学。士官として海軍に長らく勤務したのち、退役。2000年、ジョン・G・ヘムリイ名義の『月面の聖戦(1)下士官の使命』でデビュー
・翻訳:月岡小穂[ツキオカサホ] 、英米文学翻訳家
・発行:早川書房
・発売:2016年7月
・ページ数:511p
◎これまでに購読したジャック・キャッベルの著書
・「彷徨える艦隊」…10巻まで
・「彷徨える艦隊外伝」…2巻まで
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