日本ではまだ昭和初期という頃、アメリカでは既に、ガラス瓶の中に生き餌を入れた『グラスルアー』や、中に血の匂いを発する球を入れる『ブリーダーベイト』など、現在のこませ釣りや泳がせ釣りに近いルアーが存在していた。 バネ仕掛けのプロペラで自力で潜行する『スプリングパワード・アルミニュームベイト』などは、今あったら是非使ってみたいと思わせる面白いルアーである。 当時のポスターやルアーの箱のデザインなども多数収録されており、当時のアメリカの雰囲気がまるごと伝わってくる。 膨大な情報量に、著者のアーリーアメリカンルアーへの探究心と愛が感じられる。 アメリカンルアーの資料集とも言うべき一冊。