実体験からもおススメしたい本です

私はこの本でいうところの洞察、共感を無自覚に強みとして使って育ったので個人的にはHSPが言われがちな『生きづらさ』はさほど感じなかった。 両親との温度差には幼少期から気づいていたし、考えていることを言ったらどうなるかも予測がつくので表面上は世間体や親の望む子供像を守りつつ、内心は『本心なんて伝えるもんか』と思っていた。 大人になって親となり、娘2人を育て終えたはずが、成人した次女がまさかの精神状態を崩して入院騒ぎになった時には全く意味が分からなかった。 「私たちは楽しくやって来たよね? お互いよく似ていて、『生き抜く方法』は伝えて来たよね?」と。 私と同じ『洞察、共感』主体の長女は、似たような親(私)に育てられているので自分らしさを見失うことは無かったが、次女は本当に苦しそうだった。 自分の事なら 『私なんてこんなもん』 『どうせこう言われちゃうんだよ』 とあっさり諦めるというのに、 『人のため』となると俄然正義感に燃え、発言する、行動する…ものの 自分だけが矢面に立たされてしまい、傷だらけになって号泣…とか。 HSPの概念をエレイン•アーロン博士の本で知り、その時はメモしたり次女に見せたりしたのだけれども、 内向的な長女と、刺激追及型の次女の違いは分かったものの、この感じってちょっと違うかなぁと、もうひとつしっくりとは行かず…。 洞察系 共感系 感覚系 この3つの説明を聴いた時、全てが繋がった。 どれを特化して使っているのかでその性質は大きく違いを見せる。 その説明を受けた時の衝撃。 『そこか!』と。 次女は『共感と感覚』が主体。 あっちもこっちも気にしながら、 嫌われないように、 みんなを助けられるようにと ぐるぐる考えてしまって決断出来ない自分を責めていた。 そこに気づいてからは、自分の思い込みに対して次女に説明して謝ったり、 ここを理解すれば次に進めること、長所を捨てなくていいってことを伝え続け、 やっと次女は少しずつ自分を取り戻した。 私自身も、次女の言う『あーでもないこーでもない』に寄り添ったり見守ったり、 もう奥歯擦り切れるかと思ったけど(洞察なのでついスパッと切り込みたくなるので)、見落としていた大切な時間を取り戻すことが出来た。 だから、手遅れは無いんですよと言いたいです。 皆さんもぜひご自分を見つけて下さい