人口動態から近未来を提起する

人口動態から将来の国家の興亡を研究するという立場の本を初めて読みました。確かに現在の人口構成がわかれば近未来の人口構成は推理可能であるし、そのときに解決しなければならない課題も提起できると思った。 この点から、この本を読んでよかったと思う。 第1章でスパルタとアテネを例に引き、何を提起する本かを明示し、 第2章では、日本・中国・インドを個別に分析・論評してある、アジア人である私は特にこの章に感銘を覚えた、特に日本の項では「トシ・ヨシハラ」氏が寄稿しており、人口減少と近未来の安全保障に警鐘を鳴らしている、決してラムズフェルドのハイテクとネットワークが安全を保障できるものではないことを明確にしている。 第3章では、欧米に触れているがその中でのロシアの項に注意を引かれた、若年層の健康問題を取り上げているが、このような事実を初めて目にし、気に留めておこうと思った。