ヴィスコンティ作品は未ブルーレイが多い

ルキノ・ヴィスコンティ監督作品としてこのタイトルは有名だが、原題は「ロッコとその兄弟」である。内容は原題のとおり、ロッコ(アラン・ドロン)にだけ焦点を当てるのではなく、その兄弟たちと彼らの母親を含めた貧しい家族の絆の物語であり、イタリアン・ネオ・レアリズムを代表する作品である。約180分の長編大作だが、後年の「地獄に堕ちた勇者ども」、「ベニスに死す」、「ルードヴィヒ」、「家族の肖像」のような派手な映像的様相はない。 ただひたすらアラン・ドロンが若く、美しい。ヴィスコンティ好みであるのが分かる。ついでに言えば、先に挙げた大作の内「地獄に堕ちた勇者ども」と「ベニスに死す」及び「熊座の淡き星影」は未だ日本では(世界でも?)ブルーレイが発売されていない。権利関係だろうが、是非ともブルーレイで見たい華麗な大作である。早く発売して欲しいなぁ。