「さす九」というワードがネット上で流行したが、この『真綿の檻』はそれが詰まっている。 鹿児島出身の作者の苦労がしのばれる。 わたしの両親は熊本出身で、祖母たるや男尊女卑の化身。 今作にも載ってた「女が頭良くても学費を出し渋るが、長男はアホでも大学へ」 なんてことがまかりとおるのが身近にあったことを思い出した。 前作は大笑いしながらゾワゾワしたが、今作は涙ぐみながらゾワゾワするお話。