巨人軍入団テスト

第5巻目は、伴PTA会長の横暴から甲子園で準優勝しながら野球部は解散となってしまうが、川上監督の発案で、こんな時期(シーズン終盤)に入団テストを行うこととなる。もちろん、行き場を失った星飛雄馬のためというのはミエミエであるが、紆余曲折ありながらも合格し、晴れて巨人軍の一員となる。 当時は気にも留めなかったのだが、ここでプロ入りするということは、星は青雲高校にはわずか5か月(4~8月)しか通っておらず、高校中退、中卒の16歳で入団したことになる。花形、伴、左門は高校3年生18歳の高卒で入団なので、プロ野球人としては普通のコースだが、星は早過ぎだろう(結果的に結末の早過ぎる引退となる)。 しかし、野球部が存続したとしても、伴は卒業してしまい、星の豪速球を捕れる部員はいないだろうから、星を早々にプロ入りさせてしまった作劇は、ドラフト制の当時にあって、その網の目を逃れるためにも、これしかないだろうなぁと思わせる。