amazon のレビューでは本書は酷評されています。確かに現役の教員の発言としては過激なほど正直で、思考が偏っていると断じられても仕方がないと思います。しかし「いじめの記録、証拠は多ければ多いほど良い」という当たり前だが看過しやすい事実を強調している一点を、私は評価しています。読後以降、生徒や保護者と些細なことでも接点があった場合には付箋紙にメモを必ず残し、不安を打ち明けてきた保護者にも「自分も最大級に注視するから、家庭でも言動を記録してほしい」と私は告げるようにしています。結果、印象ではなく事実に基づいた生徒指導を行い、いくつも「いじめ」を阻止することができました。万人に勧めようとは思いませんが、少なくても私にとっては読む価値のある書籍でした。