青春のボクシング

ボクシング映画に外れなし、とよく言われるが(本当か?)、また一つボクシング映画の傑作誕生である。松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生の三人のエピソードが並行して語られてゆく107分。ただし、「ロッキー」のように熱い大団円にはならず、ハッピーとも言えないボクシングに賭ける生の青春である。また、木村文乃は東出の健気な女房役、こういう女いるよねと思わせる好演。 しかし、東映は相変わらず新作でもブルーレイを発売しない(「カツベン」、「星屑の町」、「私をくいとめて」等)という時代錯誤な徹底ぶりである。映像会社なのに、何とかならないものか。