もう出尽くしたか

芥川については平成になってからは関口安義氏の研究が質量ともに群を抜いている。この本も本来ならきっと「解釈と鑑賞」の別冊として発行されるはずだったのだろうが、紆余曲折を経たものの単行本として発刊されたことをまずは歓迎したい。ただ芥川研究は出尽くした感があり、この本以降当分は進まないのではないだろうか。