国際的事件と外交の舞台
生き抜くための朝鮮との交流
二つの宿命を背負う対馬を治めた宗氏と領国経営の実態に迫る!
【内容紹介】 倭寇や秀吉の「唐入り」など、国際的事件の舞台になった対馬。一方で、朝鮮半島との交流は必要不可欠であった。この〈国境の島〉で、中世の日朝外交や貿易を公的に主導した宗氏とはいかなる存在だったのか。歴代当主の治世を辿り、朝鮮との間で五世紀にわたり継続した外交・貿易の基本的な枠組みや、〈国境〉ゆえに揺れ動いた領国経営の実態に迫る。
【目次】 プロローグー〈国境〉対馬の宿命/中世対馬の国制上の位置(宗氏の登場前後/宗氏の国制上の位置)/進展する領国形成と朝鮮通交(領国形成の本格化ー宗貞茂の時代/「対馬国」の「公方」へー宗貞盛の時代/日朝「両属」下での実利の追求ー宗成職の時代/豊崎郡主系宗氏の飛躍ー宗貞国の時代)/コラム(書契・図書・文引ー450の歴史/港湾都市佐賀ー文化が交錯する場/国分寺ー国家鎮護から宗家菩提寺へ)/暗転する領国経営と朝鮮通交(斜陽の時代への突入ー宗材盛・宗義盛の時代/急進的な朝鮮通交とその挫折ー宗盛長の時代/絶えない政変と騒乱ー宗将盛の時代)以下細目略/復調する領国経営と朝鮮通交/コラム/エピローグー対馬宗氏の400年


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