めずらしいロシア・ロマン派音楽
チャイコフスキーとほぼ同時代、19世紀後半に活躍したカリンニコフの手による交響曲2曲を収めています。34歳の若さでの、彼の夭逝は、ラフマニノフを始め、多くの同僚達から、将来を期待されていただけに、大変、惜しまれたということです。音楽は、当時の特徴を、十分に蓄えていて、甘美な旋律、舞曲風のリズムなど、往時を偲ばせる音楽づくりになっています。あまり、我が国音楽会で、演奏されることがない交響曲ですが、日本のみならず、世界に、その魅力を伝えたい、という思いが、アシュケナージに録音を促したものと推測されます。
指揮者アシュケナージは、今や、自身の生まれ故郷、ロシアへの思慕からか、ロシア・西欧ロマン派音楽に、ここのところ、傾倒しているように見受けられます。
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