空港パニック物の元祖、且つ人間ドラマ

■1970年公開映画「大空港」のDVD■ 女優のジーン・セバーグさん出演の映画を探して本品 を購入しました。 エアポート・パニック物映画の元祖。 映画公開時期の1970年と言えば日本では大阪万博 が開催された時期と重なり、或いはまたジャンボジェッ ト機ボーイング747の運用が開始された時期とも重な り、色々思い出深いものがありますが、映画の中での 自動車やジェット旅客機など、今から46年も前の時代 ですから、観ると多少はレトロに見える点は否めないで すね。しかし、それらの点以外は、現在とほとんど遜色 無いのではないでしょうか。全く違和感が湧きませんで した。あ、他には電話機がちょっと古っぽいとか、携帯 電話ではなくポケットベルが出てきたりとか。否々当時 ポケットベルが有ったなんて斬新的ですね。 さて映画は、アメリカのリンカーン空港で働く男達と、そ の妻や家族を絡ませての話。ある降雪の夜、着陸した ジェット旅客機が積雪のせいで、滑走路を僅かに外れ て立ち往生してしまう。他の滑走路を使うと隣接する住 民らの家を振動させ、食器棚が揺れお皿が落ちたりす る始末で苦情が絶えない。 そんな中、空港長ベイカースフェルド(バート・ランカス ター)の義弟デマレスト機長(ディーン・マーティン)が乗 る飛行機がローマに向けて他の滑走路から離陸する。 だがその便には何をやっても失敗し、自殺を図ろうとす る男ゲレロ(ヴァン・ヘフリン)が乗っていた。夫ゲレロ の様子がおかしい事に気付いた妻が空港に向ったが 一足違いで飛び立っていた。空港長と航空会社のタニ ヤ(ジーン・セバーグ)が彼女の相談に乗るうちに、ゲ レロが爆弾を持ち込んだ可能性に気付く。 旅客機と乗客たちの運命や如何に?!・・・・・・ 主役級の豪華キャストが競演する贅沢な映画です。 仕事に命を懸ける男、自分との食事の約束こそ何より 大事と思う妻(←ちょっと私の見方が偏っているかもし れませんが、そのように思えました)など、それぞれの 夫婦、男と女の情念などを絡ませて、単なるパニック物 ではなく、人間ドラマ仕立てに出来上がっていたように 思います。良い映画でした。 注文番号:213310-20151022-0599309328