セイバー初心者から上級者まで大満足の一冊

待望の翻訳版が出ましたね。 私はRとセイバーメトリクスを若干かじった人間ですが、数少ない『野球×データ分析』の日本語本では最高傑作と言えるのではないでしょうか。原著と比較しながら見てみると、翻訳者の苦労が見えてきますね。私は日本語版のほうが丁寧で分かりやすいと感じました。 内容ですが、第1~12章+付録A~Cとかなり細分化されており、読み応えバツグン。『得点と勝利の関係』や『得点期待値を用いたプレーの価値』、『ボール球とストライク球の効果』、今話題の『フレーミングについて』、『バッターの好不調分析』、『得点効率の良い打順の組み方』、『盗塁の価値』など知りたい内容が盛りだくさん。 野球を見ていて少し気になっていたけど、なんだか難しそうでセイバーメトリクスやRに手を出せていなかった人にはもってこいだと思います。 これを読んだ人は、次の日から野球の見方がガラッと変わることでしょう。