人類対異星人の壮絶な死闘!
壮絶をきわめた異星人との死闘から4年後、“ファージ”と名づけられた有機生命体(異星人)に対し、地球連合艦隊は敵の巨大船により次々と撃破されてゆく。その劣勢を救ったのは、新造駆逐艦“アレス”艦長のウルフ率いる第九戦隊で、その活躍により戦況は一変。損傷した巨大船は逃亡し、ウルフは跡を追うが、その船が逃げこんだ星系は敵の一大集結地だった。圧倒的な数と戦力の有機生命体が再び侵略を再開、これをウルフらが迎え撃つが、味方艦が次々と破壊され、逃げ出す艦もあり、遂にウルフが乗る駆逐艦ともう1艦だけに。そこに想像もしない助っ人が現われ。。。
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勇気と知恵で異星人と闘うウルフら軍人と、自星系の安寧だけを願い、戦いを放棄するしようとする政治家との内部抗争が入り混じり、ただの戦争物でないところが面白いですね。
また、海外ものは日本語での意訳の仕方で、その面白さの良し悪しが決まると思っていますが、本書は変な日本語表現がなく読みやすかったですね。
本書は3部作の第2弾。どういう結末になるか、最終巻が楽しみです。
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■本書の基本情報
・筆者:ジョシュア・ダルゼル(Joshua Dalzelle)
・略歴:アメリカのSF作家。1978年、オハイヨ州シンシナティ生まれ。アメリカ空軍でB1-B戦略爆撃機の電子戦担当技官として勤務。除隊後、航空機関係の機器のテストをする会社に務める。2013年、Omega Risingをキンドルで発売。無名の新人であったにもかかわらず、たちまち売上トップテン入りを果たす。現在はフルタイムライターとして執筆に専念している
・翻訳:金子司(カネコツカサ)、1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家
・出版:早川書房
・発売:2018年2月
・ページ数:447p
■これまでに購読したジョシュア・ダルゼルの著書
・暗黒の艦隊 駆逐艦〈ブルー・ジャケット〉
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