公安調査庁長官や複数の検事長を歴任したエリート検事による公安事件に関する回顧録である。戦後の重大公安事案の裏側というか、検察の取り調べがどういうものだったのか、興味深く読むことができた。国策捜査により晩節が汚れてしまったのは大変残念。