巻末に佐々木裕里子が、この物語は子供達の実際の経験かみんなで作ったお話しなのか議論が戦わされている、と書いている。個人的には両方のハイブリットではないかと思う。特にゲール人に関する部分は作り話っぽい。 なぞの鳥(ハシグロアビ)をめぐって物語が展開されていくが、子供達の様々な行動にそれぞれの個性がにじみ出ていて面白い。これではキャプテンフリントも大変だと同情してしまう。 これでランサムサーガも最後だと思うと少し寂しいが、子供達の大人になった姿を想像しながら余韻に浸りたい。