エヴァ・グリーンの映画
今や大女優の貫禄さえ見せるエヴァ・グリーンの映画デビュー作で、この時は20歳そこそこであろう。彼女の母親はチャールズ・ブロンソン主演、ルネ・クレマン監督の「雨の訪問者」で有名なマルレーヌ・ジョベール。彼女は日本で言うところの所謂二世俳優だった訳だ。しかし、この映画の彼女は堂々と全裸で乳房(首)もアンダーヘアーも見せ、ベッドシーンも演じる。その大胆さは特筆ものである。日本の女優は今は殆ど脱がないが、この若さで覚悟のほどが全然違う。その後も順調でダニエル・クレイグの「007カジノ・ロワイヤル」でボンドガールに抜擢される。
映画はベルナルド・ベルトルッチ監督作品としては最晩年の作品(この後1作のみ)で、「暗殺の森」、「1900年」、「ラストエンペラー」の頃から見れば、確実にピークは過ぎているが、1968年のパリ、五月革命を背景にして自分の若き日を振り返る白鳥の歌という意味合いがあったのだろうか。
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