画質は満足
本ディスクは、先日同じ東宝から売り出された黒澤明監督作品(「七人の侍」、「天国と地獄」等)のように4K UltraHDではなく、4Kリマスター(2Kダウンコンバート版)だが、この差異はやはり黒澤明監督よりは成瀬巳喜男監督の方が知名度が落ちる(従って売れない)という東宝営業サイドの思惑からだろうか。しかし、それでもモノクロの映像はメリハリがあり、傷等も殆ど見えず美麗な画面でブルーレイの恩恵はある。
作品自体は言うまでもなく日本映画史に残る傑作であり、公開当時から名作の誉れ高く、当然1956年「キネマ旬報」ベストワンである。この作品は特に同業の監督たちからも受けが良く、黒澤明、木下恵介、小津安二郎監督等からも絶賛されていたと記録にある。
特典のギャラリーの中で、岡田茉莉子の名前が主演の高峰秀子、森雅之と同列に並んでいるポスターがあるが、若き岡田茉莉子は魅力的だが、途中から出て来て中盤以降にあっさりと殺されて(新聞紙死)終わるので、そんなに出番も多くはないのにこの待遇は、当時如何に岡田茉莉子の人気が高かったかを示すものなのか。
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