のんをテレビドラマでも起用して欲しい

まず商品の仕様であるが、今の時代にDVDだけの発売というのが信じられない。東映ビデオは、この作品に限らず、近作では「カツベン!」、「見えない目撃者」もそうだ。4Kのブルーレイさえ出る現状をからすれば、少なくとも新作はブルーレイをメインで出して欲しいものである。DVDだけとは信じられない時代錯誤である。 本作の主演の「のん」であるが、所属していたLプロとトラブったため、干されてしまい何年ももう地上波の番組に出られない状況が続いている。名前も本名であるにも関わらず「芸名」として使用できず、「のん」と改名を余儀なくされた。改名当初は変な名前だなぁと思ったが、雑誌等で目にする機会が増えてきて、何となく今では馴染んでしまって、この映画のクレジット・タイトルで「のん」と出てきてもさほどの違和感を感じなくなってしまった。 のんがテレビに出られなくなってしまったのは、地上波テレビ局(NHKには多少出ている)がLプロに忖度した結果なのだが、プロダクション側もテレビ局もそれは頑なに否定する。しかし、誰でも発信できる現在のネット社会で、そんなことを信じている人は殆どおらず、プロダクションもテレビ局も叩かれまくっていて、一般視聴者の評判を落としているだけなのに、気付かないか或いは気づいていても頑なにその姿勢を変えようとしない。 話が逸れるが、かって日本テレビに井原高忠という辣腕プロデューサーがいた。「スター誕生!」や「紅白歌のベストテン」の制作に携わった際、当時全盛の渡辺プロダクションと対立し、渡辺晋社長から渡辺プロの歌手・タレントを出せないと言われたため、同プロのタレントを一切使わず、番組を成功に導いた(「スター誕生!」から山口百恵、桜田淳子、森昌子、岩崎宏美が出た)。逆にここから渡辺プロの凋落が始まったというのが定説だが、Lプロ等に忖度せず、のんを番組に起用しようと思う、かっての井原高忠プロデューサーのような気骨のあるプロデューサーは今のテレビ局にはいないのかね。そんなに怖いかLプロ。特にのんはこの作品でもそうだが、美人でスタイルもよく、役者としての素材・オーラは素晴らしく、ドラマの主演に起用したいと思うプロデューサーがテレビ局に誰一人いないとは信じられない。石原さとみや、綾瀬はるか、深田恭子、波留等の女優陣のローテーションで回っているドラマに一石を投じることが出来るはずである。