今から100年前の講演を元にした本。こんな昔に、動線の重要性や、洋風住宅は形だけ真似して中身が伴っていないなど、今の家づくりに通じる鋭い指摘をしている。一方で、ガラス窓を普及させようとか、子ども一人一人に個室を与えようなど、今と住宅仕様が大きく違っていたこともわかる。実際に近江八幡でヴォーリズ建築を見て来ただけに、すごく興味深く読めた。