・わりとさっくと読める文体。 ・後宮モノといえば、中華風や平安朝風はよく見かけるが、オスマントルコ風はあまり見かけぬ。舞台としては好みで、舞台設定も良く練られている印象。 ・母后が、息子の嫁には、政治や外交に分別のある「ファーストレディー」を求めるのは分かる。が、極東にまで奴隷狩りに行っていることの説得力が薄い。中央アジアの小国の姫でも良いのでは? ・トルコのハマム、日本の高貴な人の入浴習慣を調べてるわりに、「お茶漬け」と出てきたのは減点(織田信長も好物だった湯漬けなら違和感はない)。戦国時代は抹茶が主、お茶漬けは煎茶が普及する江戸時代以降。