大スターでギャラも超お高いトムクルまで起用して、マーベルやDC、怪獣で他社がユニバース展開を目論み概ね成功させている流れに、ウチも乗っかるぞ!とばかりにユニバーサルも、かつて一世を風靡した怪奇映画な作品群をユニバース化しようじゃないか、と気合入れまくったその第一弾「ザ・マミー」(「ハムナプトラ」のリメイクでもあった)が、予想に反してコケにコケてコケまくっちゃったので、軌道修正に四苦八苦したというのは有名なお話w まあ、実際あれはヒドかった… 駄作の中の駄作と言ってもいいw そんなこんなで軌道修正に一役買おうと、乗りに乗っている昇り龍が如く勢い溢れる製作会社ブラムハウスが手掛けたのがこの、古典「透明人間」のリメイク作。 この作品が、何とも意外過ぎるほどに大成功(失礼w)をおさめたのは、恐らく「恐怖の蠅人間」を現代風にしっかりとした考察を加えて物語性をはるかに増したリメイクとした「ザ・フライ」のようなアプローチをしたこと、に尽きるのではないか、と。 進ませ過ぎた技術はSFと何ら変わりなく、制御できなくなれば危険どころではなくなる恐ろしさを孕んでいる、という先端技術啓蒙への警鐘、といった側面も加わり、丁寧に描いた人間ドラマが物語を盛り上げる。エンタメ性も高い作品として、単なる恐怖映画には留まらない見応えがありました。